ダウンタウン松本人志の新チャンネル始動迫る 島田紳助氏出演番組のアーカイブも?

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志氏(61)と浜田雅功氏(62)による新たなインターネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の始動が目前に迫り、多くのお笑いファンから期待の声が沸き起こっています。特に、女性問題を報じた裁判に注力するため2024年1月から芸能活動を休止していた松本氏にとって、約1年半ぶりの本格的な活動再開の場となることから、その動向は大きな注目を集めています。

新サービス『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の概要

吉本興業が今夏にもこのサービスを始動させると、4月25日付の読売新聞が報じました。サービスは定額制(サブスクリプション)形式で提供される予定で、ダウンタウンの二人が手掛ける新たなコンテンツ配信や、視聴者もリアルタイムで参加可能なライブ配信などが企画の中心です。吉本興業は、この配信サービスを含む動画コンテンツ制作のための資金調達ファンドを2024年12月に設立しており、国内外の複数の企業から協力を得て数十億円規模の資金を集めました。これは、質の高いコンテンツを生み出し、将来的には海外市場への展開も視野に入れた戦略の一環と伝えられています。

松本人志氏の活動休止と始動への期待、遅延の可能性

松本氏は自身の女性問題を巡る週刊文春との裁判に注力するため、2024年1月8日から芸能活動を事実上休止していました。この約1年半の間、地上波テレビ番組はもちろんのこと、他の配信コンテンツにも出演は一切ありませんでした。そのため、「再び動く松本氏の姿を見たい」というファンの声は日増しに高まっており、『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の始動は彼らにとって待望のニュースとなっています。サービスの具体的な開始時期については、当初一部で7月1日とも報じられましたが、サービス開始時のアクセス集中によるサーバーダウンなどを確実に回避するため、システム面の最終的な強化に時間を要している状況です。このため、当初の7月1日よりも開始が後ろ倒しになる可能性もささやかれています。一方で、『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の正式名称はすでに決定したという情報もあり、始動に向けて着実な準備が進められていることがうかがえます。

過去番組アーカイブ配信と島田紳助氏への再注目

『ダウンタウンチャンネル(仮称)』で配信されるコンテンツ案としては、松本氏と浜田氏によるコンビでのトーク企画や新たなコント制作に加え、過去にダウンタウンが出演した人気番組のアーカイブ配信も有力視されています。具体的には、『ダウンタウンのごっつええ感じ』や『一人ごっつ』、『人志松本のすべらない話』(いずれもフジテレビ系で放送)などが候補に挙がっていると報じられています。特に注目されているのが、2011年に芸能界を引退した島田紳助氏(69)と松本氏が共演した伝説的なトーク番組『松紳』(日本テレビ系)がアーカイブ候補の一つとされている点です。

この『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の始動は、過去の名番組のアーカイブという側面から、そして『松紳』の可能性から、あらためて島田紳助氏その人にも大きな注目が集まるきっかけになると関係者の間では指摘されています。島田氏自身も近年、メディアやイベントなどの公の場に姿を見せる機会が増えており、今後の動向にも一層の関心が寄せられる状況です。

新チャンネル始動で注目される松本人志と島田紳助氏新チャンネル始動で注目される松本人志と島田紳助氏

総じて、『ダウンタウンチャンネル(仮称)』は、長期休止していた松本人志氏の活動再開の舞台として、ファンにとって待望のサービスです。コンビによる新企画や過去の名番組アーカイブ、特に島田紳助氏との『松紳』アーカイブ配信の可能性など、そのコンテンツ内容は多岐にわたり、大きな期待を集めています。システム面の最終調整を経て、正式なサービス名と共に始動日が発表される日が、今か今かと待ち望まれています。

【参考】
Yahoo!ニュース