婚活男性 元カノと比較しない結婚相手の選び方

失恋の経験は、誰にでも心にぽっかり穴があくような辛いものです。時が経つにつれ、元恋人が素晴らしく見えてくる。この過去の幻影に縛られ、婚活男性結婚相手選びに苦労するケースが増えています。本記事では、元カノと比較する罠を避け、真にふさわしいパートナーを見つけるヒントを探ります。

恋愛経験豊富な婚活男性をサポートする山本早織氏恋愛経験豊富な婚活男性をサポートする山本早織氏

元カノと比較する落とし穴

「元カノの方が優しかったし、ノリも合ってた気がする」。婚活で出会った女性とのデート中、そんなため息をつく男性がいます。これが婚活男性に多い「元カノ比較」という罠。恋愛経験が豊富な人ほど陥りがちです。国立社会保障・人口問題研究所の調査では、35〜39歳男性の初婚率はわずか9.89%。経験が豊富なはずが、固定された「理想の女性像」が邪魔をして、目の前の相手の良い点に気づきにくくなっているのです。

婚活中に元カノと比較し悩む男性のイメージ婚活中に元カノと比較し悩む男性のイメージ

なぜ過去の恋愛を美化するのか

特にアラフォー世代になると、過去の恋愛が自然と「基準」になってしまいます。新しい出会いがあると、「元カノだったらこう反応してくれたのに」と無意識に比べてしまう。さらに、脳は都合よく過去を美化し、別れた理由を忘れ「あの人は良かった」と思い込んでしまうのです。これはまさに「記憶のトリック」と言えます。

結婚相手にふさわしい女性のシンプルな答え

では、真に結婚向きな女性は誰なのでしょうか。答えは意外とシンプルです。それは、「楽しい恋愛」の延長ではない関係性を築ける相手かもしれません。

  • ① 一緒に疲れた日を過ごせる人:飾らない自分を見せられ、互いに支え合える存在です。
  • ② 無言が気まずくない人:自然体でいられ、心地よい関係性を築けます。
  • ③ トラブルがあっても逃げずに向き合える人:困難な状況でも共に乗り越えようとする強さがあります。

結論

元カノと比較することは、婚活男性結婚相手を見つける上で大きな障壁となります。過去の美化された記憶ではなく、現実の相手と向き合うことが重要です。結婚にふさわしいパートナーとは、派手な楽しさだけでなく、日常の何気ない瞬間や困難な時も共有し、共に乗り越えていける相手なのです。

出典:日刊SPA! / 山本早織