キム・スヒョン、広告主から仮差押え – 不動産巡る法廷闘争の現状

俳優キム・スヒョン氏(37)が、広告主から約30億ウォン(約3億1800万円)の不動産仮差押えを受けた。これは広告契約に関連する損害賠償訴訟に伴う措置で、キム氏側は特定のユーチューブチャンネルの虚偽主張が原因と主張している。

広告主からの仮差押え詳細

法律代理人である法務法人L.K.B & Partnersは12日、広告主が起こした損害賠償請求訴訟により、キム・スヒョン氏が所有するソウル市聖水洞のマンション「Galleria Forêt」の一室が仮差押えされたと発表した。仮差押えの請求金額は30億ウォン。対象となったのは、キム氏が2013年10月に約40億2000万ウォンで購入した部屋(102棟20階、専有面積217.86㎡)である。L.K.B & Partnersは、広告主の損害はユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」の虚偽主張に起因すると強調している。

俳優キム・スヒョン氏、広告主からの不動産仮差押え問題俳優キム・スヒョン氏、広告主からの不動産仮差押え問題

キム氏側の反訴と仮差押え

一方、キム・スヒョン氏側も反訴の動きを見せている。チャンネル運営者であるキム・セイ氏(48)が所有するマンション2部屋への仮差押え申請を裁判所が受理した。これはカロセロ研究所による虚偽主張への法的措置。対象となったのは、ソウル市瑞草洞の碧山BLOOMING(120.27㎡)と、狎鴎亭洞のハニャン(4次、208.65㎡)である。それぞれの請求金額は20億ウォンで、合計40億ウォン(約4億2400万円)に上る。なお、ハニャンはキム・セイ氏と実姉の共同名義であるため、キム・セイ氏の持ち分である50%のみが仮差押えの対象となっている。

まとめ

俳優キム・スヒョン氏を巡り、広告主からの不動産仮差押えと、ユーチューブチャンネル運営者への反訴による仮差押えという法廷闘争が進展中である。これらの法的手続きは、関連する損害賠償や虚偽情報による被害に対する責任の所在を明らかにするものとして注目されている。今後の動向が注目される。

出典:Yahoo!ニュース / 朝鮮日報日本語版