【ワシントン共同】トランプ米大統領は13日、交流サイト(SNS)で、イスラエルの攻撃を受けたイランに対し「全てを失う前に取引しないといけない」と述べ、核問題を巡る米イラン高官協議での譲歩を迫った。米CNNテレビによると、トランプ氏は取材で、攻撃が「非常に成功した」と語り「イスラエルを支持している」と述べた。「イランは私の言うことを聞くべきだった」とも話した。
トランプ氏はSNSで、イランの強硬派は「何が迫っていたのか理解していなかった」と批判。「虐殺を終わらせることは可能だ。手遅れになる前に、すぐに行動しろ」と訴えた。
トランプ氏はロイター通信の取材に、イランはイスラエルによる攻撃で壊滅的な打撃を受け、核開発計画を継続可能な状態かどうかは不明だと述べた。
FOXニュースによると、トランプ氏は事前にイスラエルの攻撃を把握していたと述べた。ニュースサイト、アクシオスの取材には、イスラエルがイラン攻撃に「偉大な米国製の装備」を使用したと述べた。