「近年の愛子さまは、パンツをお召しになる機会が一気に増えたようにお見受けします」
と話すのは、ファッションジャーナリストの日置千弓さん。大阪・関西万博を視察された際には、初めてとなるパンツスーツ姿を披露。能登半島地震の被災地訪問では、2日間ともパンツスタイルでいらっしゃった(共に5月)。
スカートから一転…愛子さまのパンツスタイルを絶賛
「小学校に入学されたくらいから、愛子さまがお出ましになる際はスカートやワンピース姿がほとんどでした」(日置さん、以下同)
運動会や遠足などの学校行事を除けば、パンツでのお出ましは、’14年8月の全国高等学校総合体育大会のご視察、’16年8月の第1回“山の日”記念全国大会の際など、数えるほど。
「大学1年生、19歳のお誕生日に公開されたお写真がパンツスタイルで、非常に珍しいと感じました。以来、お出ましだけでなく大学通学時やご静養時など、パンツを選ばれることが増えたように感じます」
日置さんは、特に今年に入ってからの愛子さまのパンツスタイルを絶賛。
「すべてが“ベストプロポーション”。パンツの幅やシルエット、合わせるジャケット丈まで、ご自分にいちばん合ったものを見つけられたのだと感じます。また、お出かけ先を熟考のうえお洋服を選ばれているご様子もうかがえます。
大人の女性らしさ、美しさ、そして行動力……すべてが増していらっしゃる愛子さまが示す“新しい皇室の女性像”に、これからも期待が高まります」
<取材・文/池谷百合子>
撮影/JMPA 写真提供/宮内庁