来週、真夏の暑さ到来！猛暑日続出に熱中症へ厳重警戒

来週は真夏を思わせる厳しい暑さが予想されます。太平洋高気圧の張り出しに伴い、特に関東甲信や東海地方では猛暑日（35℃以上）が続出の見込みです。暑さのピークは17日(火)と18日(水)で、体温に迫る危険な暑さとなる所も。東京都心も34℃予想で、熱中症リスクが急上昇します。十分な警戒が必要です。

来週にかけて日本列島を覆う厳しい暑さのイメージ画像

まるで梅雨明けのような気圧配置

まるで梅雨明けのような気圧配置となります。来週、盛夏をもたらす太平洋高気圧が勢力を強め、本州付近に張り出すためです。季節を先取りした暖気が流れ込み、6月としては異例の暑さに。梅雨前線の南側に入り、湿度が高く蒸し暑さが増すでしょう。

太平洋高気圧が本州に張り出す気圧配置の予想図

猛暑日続出真夏のような暑さ熱中症に警戒を

16日(月)以降、関東から西では真夏日（30℃以上）が連日。東北でも真夏日となる日があります。暑さのピークは17日(火)、18日(水)で、全国のアメダス半数以上が真夏日に。特に、関東甲信・東海では猛暑日が続出し、前橋、熊谷、甲府などで36℃の体温並みの暑さに。東京都心も34℃と猛暑日間近です。体がまだ暑さに慣れていない時期。熱中症リスクが急激に高まるため、万全の暑さ対策を。室内ではエアコン活用を推奨します。

来週の気温予想図関東甲信・東海で猛暑日が続出

暑さは昼間だけじゃない寝苦しい夜も

暑さは日中だけでなく夜間も。関東以西では夜間の気温が下がらず、熱帯夜（25℃以上）となる所も。寝苦しい夜が予想され、夜間の熱中症にも注意が必要です。就寝前にはコップ一杯の水を飲むなど水分補給を。

夜間も気温が下がらず寝苦しい夜が予想されるイメージ図

熱中症予防のポイント

熱中症予防のポイントです。日頃の体調管理を心がけましょう。暑さを避け、喉が渇く前にこまめな水分補給を。大量の汗には塩分補給も必要です。エアコンで室温を適切に保ちましょう。換気時は設定再確認を。体調不良時は無理せず静養を。高齢者、子ども、障がいのある方は熱中症になりやすいため、周囲が気を配りましょう。

熱中症予防のための水分補給やエアコン活用などの対策イラスト