インドで発生したエア・インディア機墜落事故と関連し、交通渋滞で搭乗時間に遅れたことで命拾いした女性の話が伝えられた。
【動画】エア・インディア旅客機墜落事故の唯一の生存者が歩いていく姿
デイリーメールによると、インド人女性のブミ・チャウハンさんは12日にインドのアーメダバードの空港からロンドンに向かうエア・インディアAI171便に搭乗する予定だった。しかし渋滞のため空港に着くのが10分遅れ事故を免れた。
チャウハンさんは「(事故の)知らせを聞いて大きな衝撃を受けた全身が震える感じだった。ニュースに接して頭が空っぽになったようだ」と話した。
続けて「わずか10分の差で飛行機に搭乗できなかった。運が良かった。神に感謝する」と付け加えた。
この日彼女が搭乗しようとしたエア・インディアAI171便は離陸から30秒後に墜落し、乗員乗客242人のうち241人が死亡する人命被害が発生した。事故機搭乗客の国籍はインド人が169人、英国人が53人、ポルトガル人が7人、カナダ人が1人だった。搭乗名簿に韓国人は含まれていないことが確認された。