日本ハム、阪神で活躍した片岡篤史さん(55)が14日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。阪神時代の星野仙一監督の秘話を明かした。
2003年の星野阪神のリーグ優勝に貢献した片岡さんは「星野監督って、けがにめちゃくちゃ厳しかったんですよ」と話し出すと「ちょうど2003年に優勝争いしてる時に阪神は死のロードっていう夏場の遠征があるんですけど、チームが失速してきて、けが人も増えたんです。その時、僕も肉離れっぽいことをしたんです」と続けた。
「当時、泊まってるホテルで星野さんは必ず昼ご飯食べて(上の階に)上がってくる時にね。忘れもしませんけど、僕が1階からエレベーターに乗った時に3階で止まったんですよ。僕は8階だったんですけど3階に止まった時にピンと来たんですよ、『アカン!』って。ドアが開く前から変な空気だったんです。まさか乗ってきいへんやろって思ったら(星野監督が)乗ってきたんですよ」と振り返ると「怖かったですよ~。密室で2人ですよ。『何、ケガばっかしとんじゃ、コラ~! 抹消や!』って言われたんですよ。3階から8階まで行くのに2分くらいかかりましたよ。まだか、まだか言うて。前に立たれてるから、どうやって降りたらいいか分からないじゃないですか。小さくなって『失礼します』って降りて。しばらく、また開かへんかなと思って、降りた後もしばらく頭下げてましたよ。それぐらい怖かったですよ」と恐怖の時間を回顧。
「エレベーターの中ですよ。密室で面と向かって『抹消や!』って言われました。シバかれると思いました」と振り返っていた。
報知新聞社