精力的に公務に励む裏で思う事
日本との外交関係樹立から、今年で130周年という節目を迎えるブラジル。現地時間6月6日、サンパウロを訪れた秋篠宮家次女の佳子さま(30)は、日系ブラジル人の小中学生約250人による熱烈な歓迎に笑顔で応えた。
【画像】可憐すぎる…!サンパウロの和風建築「日本館」に驚嘆する佳子様…!
外国公式訪問は昨年5月のギリシャ以来1年ぶり。通算4度目となる。
「ブラジルは明治〜平成期の移民政策で多くの日本人が移り住んだ影響で、約270万人の日系人が暮らしている。そうした背景があり、皇室にとって重要な訪問先のひとつです。過去には上皇ご夫妻や天皇陛下が訪問し、’18年には佳子さまの姉の小室眞子さん(33)も訪れています。佳子さまもそのような事情を理解されているからこそ、2週間で8都市を回る″強行軍″に臨まれたのです。訪問先では現地のスタッフとポルトガル語で挨拶を交わされるなど、精力的に公務に励まれています」(全国紙宮内庁担当記者)
昨年は自身最多の134件もの公務をこなした佳子さま。公務に積極的になった背景を、西武文理大学非常勤講師で『皇室の窓』(テレビ東京系)の構成を担当するつげのり子氏はこう分析する。
「昨年度の単独公務が3件に留まっていた愛子さま(23)が、今年の5月だけで既に3件の公務をこなされるなど熱心に励まれている姿を見て、女性皇族の先輩として″お手本にならなければ″というお気持ちになられたのでしょう。
今年4月に筑波大学にご入学された弟の悠仁さま(18)は、学生期間を終えたら本格的に公務に就かれる。それまで、ご自身が公務に励む姿を世間に見せることで、眞子さんの結婚問題に端を発した秋篠宮家へのバッシングを和らげ、悠仁さまがスムーズに公務に就かれる環境を整えたいと思っているのでしょう」
一方、前出の宮内庁担当記者は「佳子さまには別の思いもある」と指摘する。
「佳子さまが近い将来、結婚して皇室を離脱したいというお考えを強くお持ちなのは間違いない。ハイペースで公務に励むことで、皇室から離れる際に広く世間に受け入れてほしいという思いがあるのではないでしょうか」
可憐なスーツ姿で笑顔をお見せになる胸中には、複雑な思いが去来している。
『FRIDAY』2025年6月27日・7月4日合併号より
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