ブラジルへの約2週間にわたる公式訪問を終え、6月17日に帰国された秋篠宮家の佳子さま。帰路のフライトは約28時間にも及ぶ長旅でしたが、到着された成田空港では、出迎えの人々に明るい笑顔を見せられました。
ブラジル公式訪問から帰国し、笑顔を見せる佳子さま（成田空港にて）
今回の佳子さまのブラジルご訪問は4度目の海外公式訪問となり、10日間の日程で8都市を巡り、各地で日本にゆかりのある日系の方々との交流を深められたほか、ルーラ大統領への表敬訪問も行われました。実に40以上もの行事に出席され、訪れる先々で温かい歓迎を受けられた佳子さまのご活躍は連日メディアで報じられましたが、同時に注目を集めたのが、その色とりどりの華やかなお召し物でした。
相次ぐ絶賛！注目を集めた佳子さまの装い
なかでも、ブラジルご滞在3日目にあたる7日（現地時間）にお召しになっていたワンピースは、とりわけ大きな反響を呼びました。この日、佳子さまはサンパウロの日系人向け老人福祉施設や日本語教育に取り組む私立学校などを訪問。白い花と鮮やかな緑の葉がプリントされた光沢のある花柄のワンピースに、耳元にはパールのイヤリングを合わせられていました。
佳子さまの着こなしは瞬く間にSNS（旧X）でも話題となり、アパレルブランド「Viaggio Blu」の「カメリアプリントワンピース」（税込59,400円）であることが判明。同ブランドを手がけるジャヴァコーポレーションの担当者は、本誌の取材に対し、購入希望の問い合わせが殺到したことを明かし、急遽再販を進めていると説明しました。
他ブランドにも波及した反響
“佳子さまファッション”への反響は、「Viaggio Blu」以外のブランドにも波及しました。パラナ州の都市・マリンガでブラジルの国花「イペー」を植樹された8日には、花柄の刺繍があしらわれた真紅のドレスをお召しに。白いパンプスとバッグを合わせられたスタイルは、SNS上で“日本の国旗を彷彿とさせる組み合わせ”だと感激の声が広がりました。
このドレスは、ロサンゼルスを拠点とする日本人デザイナーのブランド「TADASHI SHOJI」のコレクションのもので、価格は税込129,800円。同ブランドの担当者は本誌の取材に、「ニュースを見て、佳子さまが弊社のドレスをお召しになっているのを知りました。社内でも驚きが広がり、『お召しになっていただき光栄です』と喜びの声が上がっていました」と語りました。昨年の秋冬コレクションの商品で、佳子さまがお召しになったことで「百貨店の方にはお問合せがあったと聞いています」と明かしましたが、再販の予定はないとのことです。
ブラジルご滞在7日目となった11日の歓迎行事では、青や紫の寒色を基調とした大胆なプリントのワンピースをお召しになっていた佳子さま。こちらは、アパレルブランド「GRACE CONTINENTAL」の「アールデコリゾートプリントワンピース」（税込55,000円）だと見られています。
同ブランドを手がける株式会社アイランドの担当者は、本誌の取材に「社内で『ネットに載っていた』と話題になりました」と明かし、同ドレスは昨年1月末ごろに発売された品だと説明。反響について問うと、「店舗に問い合わせがあったかどうかは確認中ですが、弊社のウェブサイトで、プレビューが他の商品と比べて3倍ほど増えました。ですが在庫がなく、佳子さまがお召しになったことが話題になった時点で残り1点というような状況でした」と教えてくれました。こちらも現在のところ、再販の予定はないといいます。
佳子さまのブラジルご訪問は、外交親善という本来の目的を果たす一方で、その華やかなファッションが国民の大きな関心を集める結果となりました。特に、公の場でお召しになった衣装が特定されると、瞬く間に話題となり、関連ブランドへの問い合わせが殺到するなど、その影響力の大きさが改めて示されています。これは、佳子さまが発信される情報やスタイルが、いかに多くの人々にとって魅力的であり、注目されているかを物語っています。
Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/3e3115e619836fc53d5ed69c530042d13b54f654
