『あんぱん』第60回で終戦 主要人物の運命に視聴者懸念

NHK連続テレビ小説『あんぱん』第60回が6月20日(金)に放送され、物語はようやく第二次世界大戦の終戦を迎えました。しかし、主人公・のぶ(今田美桜)の夫・次郎(中島歩)と、嵩(北村匠海)の弟・千尋(中沢元紀)の安否や健康状態が視聴者の間で大きな懸念となっています。

終戦とその影響

終戦の玉音放送は、嵩(北村匠海)と健太郎(高橋文哉)が中国・福建省で、そしてのぶを除く朝田家の面々が自宅で聞きました。のぶがいた高知は激しい空襲に見舞われ街は焼け野原となりました。のぶは子どもと辛うじて逃延びましたが、この空襲で400人以上の尊い命が犠牲になったことが描かれました。

連続テレビ小説あんぱん第60回より、終戦後の登場人物たちの様子 (NHK提供写真)連続テレビ小説あんぱん第60回より、終戦後の登場人物たちの様子 (NHK提供写真)

気がかりな登場人物たちの状況

次郎の病状

一つ目は、のぶの夫である次郎の健康問題です。軍用輸送船に乗っていた次郎は、肺浸潤を患ったため船を降り、海軍病院に入院しています。肺浸潤は結核の初期段階とされており、病状が進行すると命に関わる危険性があり、回復が案じられます。

千尋の安否

二つ目は、嵩の弟である千尋の安否不明です。海軍への入隊を決めた千尋は、かつて「南方に行く」と話していました。第61回(次週「サラバ 涙」)の予告編にも彼の姿はなく、現在どこで何をしているのか安否不明の状況が続いています。

視聴者からの反応

こうした登場人物たちの状況に対し、SNS上では多くの視聴者が懸念の声を上げています。「次郎さん、肺浸潤。気丈に振る舞ってるけどフラグに感じる」「次郎さん大丈夫かなぁ」といった次郎の健康を案じる声や、「千尋どうなった?!心配すぎる」「終戦したのに千尋の描写がないのが逆に怖い」など、千尋の安否を心配する声が多く寄せられています。

結論

連続テレビ小説『あんぱん』第60回では、長きにわたる戦争の終結が描かれる一方で、次郎の深刻な病状や千尋の安否不明という大きな懸念が残されました。物語は終戦後を迎え、登場人物たちのそれぞれの人生がどう展開していくのか、特に気がかりな彼らの運命に注目が集まります。

参考資料:
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b6db5767986ad4b6e6702e554dc7b212d61366b