いよいよ来週30日17時より、「Mリーグ2025-26」ドラフト会議がABEMAにて生放送されます。今年は新規参入の「アースジェッツ」が4選手を選ぶほか、既存チームでも選手の入れ替えがあり、ドラフト会議で9人の選手が指名される予定です。Mリーグは主要5団体のプロ資格を持つ選手が参加できる麻雀最高峰の舞台であり、「この熱狂を外へ」をスローガンに麻雀文化の普及も目指しています。その中で、特に注目されているのが芸能人プロ雀士の存在です。すでに活躍中の岡田紗佳さんや中田花奈さんに続く新たなスターは誕生するのでしょうか。
現在、俳優の萩原聖人さん(日本プロ麻雀連盟)、タレント・モデルの岡田紗佳さん(日本プロ麻雀連盟)、元乃木坂46の中田花奈さん(日本プロ麻雀連盟)が芸能活動と並行してMリーガーとして活躍しています。2023年のドラフト会議では、元トップアイドルの中田花奈さんがBEAST X(当時はBEAST Japanext)に指名され、大きな注目を集めました。彼らに続き、芸能事務所所属後に麻雀プロの資格を取得し、今後、「Mリーグ」の10チームから招へいされてもおかしくない、Mリーグ入りが期待される芸能人プロ雀士を紹介します。
すでにMリーグで活躍中の岡田紗佳プロと中田花奈プロ。次に続くのは?
佐野ひなこ
タレント、女優として活躍するほか、これまで7冊の写真集をリリースするなどグラビアアイドルとしても人気の佐野ひなこさんは、2024年に最高位戦日本プロ麻雀協会(最高位戦)のプロテストに合格し、プロ雀士としてデビューを果たしました。プロとしてはまだ駆け出しであることは否めません。しかし、中田花奈さんの例のように、Mリーグは麻雀文化の普及もその指名に掲げており、メディアでの発信力がMリーグ入りにつながる可能性も指摘されています。「麻雀プロ・佐野ひなこ」が“青田買い”される可能性もゼロではなく、将来的なMリーガー候補として目が離せません。
椿彩奈
自叙伝『わたし、男子校出身です。』(ポプラ社)でも知られるモデル、タレントの椿彩奈さんは、2021年8月に日本プロ麻雀協会(協会)のプロ試験に合格し、麻雀プロになりました。今年3月には協会のタイトルの1つ「fuzzカップ」で優勝し、初のタイトルを獲得。また優勝したことで団体最高峰タイトル「雀王戦」ではE1リーグからB2リーグへ一気に7段階昇級するなど、プロとしての実績も着実に積み上げています。Mリーグの特別企画「Mトーナメント」で実況を務めた経験もあり、前回は試合を実況する側としてスタジオを訪れましたが、近い将来、今度は卓を囲む「実況される側」に回るかもしれません。
田口淳之介
アイドルグループ・KAT-TUNの元メンバーである田口淳之介さんは、最近では1月に20年ぶりに出演した映画『僕のなかのブラウニー』が公開されるなどタレント活動やYouTuber活動をするかたわら、2022年3月に協会のプロテストに合格し、プロ雀士デビューを果たしています。現在、自団体のリーグ戦・雀王戦で昇級を目指して地道に戦っています。プロになる前には、麻雀スリアロチャンネルで放送された『田口淳之介 炎の七番勝負』で現役のMリーガー3人と対局し、勝利を収めたこともあります。Mリーグ入りを目指していることも公言しており、萩原聖人さんに続き2例目となる男性芸能人のMリーグ入りの可能性も秘めています。
佐野ひなこさん、椿彩奈さん、田口淳之介さんの3名以外にも、Mリーグ入りを目指し研鑽を積む芸能人プロ雀士は存在するかもしれません。来週に迫ったドラフト会議で、サプライズ指名があるのか、新シーズンの動向とともに注目が集まります。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/d043f777ca24bbd454b514bc4f335ed3275c4705