アメリカが攻撃したイランの核施設について、深刻な被害を受けたものの、「完全には破壊されていない」とアメリカメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズは22日、アメリカとイスラエルの当局者の話として、アメリカ軍が攻撃した、イランのフォルドゥの地下にある核施設は、深刻な被害を受けたものの「完全には破壊されていない」と報じました。
イランが核施設から濃縮ウランや関連する設備を別の場所に移した可能性があるとしています。
アメリカのトランプ大統領は、攻撃したイランの核施設について「完全に壊滅した」と主張しています。
また、IAEA(=国際原子力機関)のグロッシ事務局長は、フォルドゥの核施設にクレーターが確認されたが、現時点で地下施設の損傷については評価できていないと話しています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部