磯丸水産、スシロー、ドーミーイン…人気優待銘柄が続々と「優待券の電子化」に舵を切り使い勝手向上 “優待弁護士”澤井康生氏は「優待券の持ち忘れがなくなります」と大満足


銘柄によっては家族や友人にプレゼントできる機能も

 2025年に入ってからは、居酒屋『磯丸水産』などを展開するSFPホールディングス(東証プライム・3198)、同社を傘下に持つクリエイト・レストランツ・ホールディングス(東証プライム・3387)が同年5月発送分から株主優待券の電子化(電子チケット)をスタートした。「ハードロックカフェ」「ウルフギャング・ステーキハウス」などを運営するWDI(東証スタンダード・3068)も2025年3月末基準日(6月中旬発送予定)から株主優待券を紙から電子チケットに変更している。

 澤井氏は前出のSFPホールディングスをはじめ、2024年に株主優待券を紙から電子チケットに変更した外食大手のDDグループ(東証プライム・3073)や「the 3rd Burger」展開のユナイテッド&コレクティブ(東証グロース・3557)など、複数の外食系銘柄の電子チケットをスマートフォンに登録し、日々の外食時に活用しているという。

「電子チケットはスマートフォンで簡単に操作でき、たとえば私が保有する銘柄の電子チケットは、会計の際に店員さんに優待券画面を見せてスキャナーで二次元コードをピッと読み取ってもらうだけで会計が終わります。銘柄によっては電子チケットを1円単位で使えたり、家族や友人にプレゼントできる機能もあったりと、とても使いやすくなっています。何より、スマートフォン内で管理するので、『今日うっかりしていて家から紙の優待券を持ってこなかった』という失敗はなくなります(笑)」



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