アイドルグループ「TOKIO」が2025年6月25日をもって解散することを発表しました。デビューから31年での突然の解散に、SNS上では悲しみや衝撃の声が広がるとともに、メンバーの松岡昌宏さんが過去に行ったある発言に改めて注目が集まっています。今回の解散は、相次ぐメンバーのコンプライアンス違反問題が背景にあると見られています。
相次ぐメンバーの問題と活動休止
TOKIOを巡っては、解散発表に先立つ6月20日、メンバーの国分太一さんによる「コンプライアンス上の問題行為」が発覚したとして、出演番組である日本テレビ系の「ザ!鉄腕!DASH!! 」からの降板が発表されました。これを受け、TOKIOは同日、公式サイトにて国分さんの「コンプライアンス違反」を認め、グループとしての無期限活動休止を発表していました。
公式発表された解散理由
そして25日、TOKIOは公式サイトを更新し、同日をもってグループを解散すると正式に発表しました。解散の理由については、「メンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため」と説明しています。度重なる不祥事により、グループとしての信頼回復は困難であるとの結論に至ったことが示唆されています。
SNS上の反応と過去の発言への言及
今回のTOKIO解散のニュースは、多くのファンや関係者に衝撃を与え、「まじ???」「残念」「シンプルに寂しいな」「なかなかショックだよ、、、」といった驚きや悲しみの声がSNSに多数寄せられています。同時に、過去の松岡昌宏さんの発言に再び注目が集まり、様々な意見交換が行われています。
「TOKIO」メンバーの松岡昌宏さん(2018年撮影)、グループ解散の背景で過去の発言に注目
松岡昌宏さんの「甘えの根源」発言
特にクローズアップされているのは、2018年に元メンバーの山口達也さんが強制わいせつ事件で書類送検(その後不起訴処分)されたことを受け、TOKIOのメンバーが謝罪会見を開いた際、松岡さんが述べた発言です。松岡さんは当時、「『TOKIOに帰りたい。俺にはTOKIOがある。俺には帰る場所がある』。もしそういう気持ちが少しでも彼の中にあり、甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、これはあくまで自分の意見ですが、そんなTOKIOは1日でも早くなくしたほうがいいと思います」と語り、グループのあり方に対する厳しい姿勢を示していました。
現在の解散と過去の発言の関連性
この松岡さんの「甘えの根源」に関する発言が、今回の解散発表を受けて多くの人々に思い出されています。SNSでは、「今更ながら重みがあった言葉よね」「オリジナルメンバーの半分以下になってしまったから存在意義を見出せなくなっちゃったんだろうな…」「今回の決断は腑に落ちちゃうところもあるんよね」といったコメントが見られ、過去の発言が現在の解散へと繋がる一つの伏線であったかのように捉える声も少なくありません。度重なるメンバーの不祥事と、それに対するグループとしての対応、そして最終的な解散という結末が、松岡さんの過去の言葉と重ね合わせられ、改めてその重みが議論されています。
まとめ
TOKIOの31年にわたる活動は、相次ぐメンバーの問題を乗り越えられず、解散という形で幕を閉じました。公式サイトで表明された「信頼回復の困難さ」という理由の背景には、過去の出来事から最近の問題まで、様々な要因が複合的に絡み合っていると考えられます。特に、松岡昌宏さんがかつて語った「甘えの根源」という言葉は、今回の解散劇において、グループが抱えていた課題の深さを示すものとして、多くの人々の記憶に刻まれることになりそうです。
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