【06月26日 KOREA WAVE】韓国・大邱(テグ)市内のホテルに家族で宿泊していた客たちが、客室に出没した大量のダニに刺され、病院で治療を受けていたことが分かった。韓国の放送局TBCが報じた。
それによると、先月24日、大邱を訪れた家族4人は宿泊先のホテルで夜間に顔や体をダニがはい回る被害に遭った。
被害者の男性は「最初は蚊に刺されたと思った。だが、顔で何かが動いているのに気付き、手で触れると小さくて丸いほこりのようなものをつまむことができた」と話す。
室内をスマートフォンのライトで照らして確認したところ、布団や壁、天井に無数のダニがはい回っていた。男性は「100匹をはるかに超えていた」と証言している。
その後、子どもたちがダニに刺されて皮膚が赤く腫れ、病院で「体幹・背中・脚などに強いかゆみを伴う丘疹(10ミリ未満の隆起)性病変」と診断された。
被害の報告を受けたホテル側は補償を約束。しかし、1か月近くたつのに男性らに何の連絡もないという。
ホテル側は「治療には1〜2年かかる場合もあるので、完治後に全額を補償するのが適切だと判断した」と説明。行政からは制裁金を通知されているという。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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