朝ドラ「あんぱん」プロデューサー、豪の”生存説”をきっぱり否定 ネットに衝撃

今田美桜主演のNHK連続テレビ小説「あんぱん」を巡り、ある登場人物に関する”生存説”がネット上でまことしやかに囁かれていましたが、制作統括の倉崎憲氏がこの説について言及し、大きな反響を呼んでいます。

印象深かったシーンへの言及

25日放送のNHK情報番組「午後LIVEニュースーン」に出演した倉崎氏は、ドラマ制作の裏側を語る中で、特に印象的なシーンとして、出征先の中国で空腹に耐えかねた嵩(北村匠海)らが、もらったゆで卵を殻ごと食べた場面を挙げました。この衝撃的な演出は、実は出演者の提案によるものだったと明かし、制作時のエピソードを紹介しました。

豪と蘭子の結婚の契り、そして生存説

視聴者から大きな反響があった別のシーンとして、主人公のぶの妹・蘭子(河合優実)が、思いを寄せる豪(細田佳央太)と出征前に結婚の契りを交わす場面が紹介されました。ドラマ内では豪は戦死したと描かれていますが、その人気ゆえか、インターネット上では彼の”生存説”が根強く唱えられていたのです。

NHK朝ドラ「あんぱん」より、ファン間で生存説が話題となった豪(細田佳央太)と蘭子(河合優実)のツーショット写真。NHK朝ドラ「あんぱん」より、ファン間で生存説が話題となった豪(細田佳央太)と蘭子(河合優実)のツーショット写真。

プロデューサーがきっぱり「亡くなっております」

この”生存説”について番組内で直接質問されると、倉崎氏は迷うことなく「えー、亡くなっております」と即答しました。このストレートな回答に、番組出演者からは驚きの声や、「そこは、しっかり言っちゃってもいいんですか?」といった心配の声も聞かれました。しかし、倉崎氏は続けて「豪の存在はずっとね、蘭子はじめ、みんなの心の中には生き続けている」と語り、キャラクターが物語や人々の記憶の中で生き続けることの重要性を示唆しました。

視聴者からの悲痛な反応

このプロデューサーによる公式な否定は、豪の生存を期待していた多くの視聴者に衝撃を与えました。ネット上では、発言に対して「うわー」「がーーーん」「ショック」「どこかで戻ってくることを期待してたのに」「つら…」「複雑な気持ちになるな」といった、キャラクターの死を受け入れがたい、悲しみの声が多数寄せられています。

NHK連続テレビ小説「あんぱん」に関する豪の”生存説”は、制作統括の公式な発言により否定された形ですが、多くの視聴者の心には、登場人物への深い思い入れや物語への強い関心が残っていることが伺えます。今後のドラマの展開にも、視聴者の注目が集まっています。

参照元

中日スポーツ
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