国連がガザでの「飢饉」を宣言、イスラエルは「うそ」と反発


【写真】ガザで援助求める1760人殺害、5月下旬以降 国連

イスラム組織ハマスは国連に対し、「戦争を止め、包囲を解く」こと、無制限での食料品や医薬品、水、燃料の入手を求めた。

「総合的食料安全保障レベル分類(IPC)」の報告書は、ガザ地区の50万人が飢饉の影響を受けていると述べた。また、飢饉が9月末までにデイルアルバラとハンユニス県に拡大し、ガザ地区の約3分の2を覆うと予測している。

国連各機関と援助団体は、イスラエルがハマスとの2年近くにわたる戦争の中で援助を厳しく制限し、時には完全に遮断したことで、この数か月間は迫りくる飢饉について警告を発していた。

ネタニヤフ首相は、国防相がさらに激しい攻撃を予告する中、国連の報告書を「完全なうそ」と拒否。声明でガザに許可されてきた援助の数値を引用した上で、「イスラエルには飢餓政策はない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News



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