旧ソ連のベラルーシで21日、拘束中の日本人2人が釈放された件をめぐり、現地の日本大使館は「アメリカ政府に深い謝意を表明する」とコメントしました。
ベラルーシ当局は21日、アメリカのケロッグ特使の訪問に合わせて、国内で拘束していた14人を釈放しました。そのうち2人は日本人だと報じられていましたが、現地の日本大使館は23日、2人が2020年8月と2024年12月に拘束された邦人であると明らかにしました。いずれも隣国のリトアニアに出国し、健康状態に問題はないということです。
釈放された2人は「ルカシェンコ政権への抗議活動に参加したとして拘束された男性」と「線路にかかる高架橋を撮影し、拘束された男性」とみられます。
ベラルーシの日本大使館は「アメリカ政府に深い謝意を表明する」とした上で、いまだ拘束が続く邦人1人の早期釈放を引き続き強く求めていくとコメントしています。