2025年10月23日、戦後80年にあたり、天皇皇后両陛下と長女・愛子さまが墨田区の東京都慰霊堂を初めてご訪問されました。これは、東京大空襲の犠牲者を祀る慰霊堂へのご一家初の訪問であり、平和への深い祈りが捧げられました。その際、雅子さまと愛子さまが披露された品格ある「リンクコーデ」も注目を集めました。
東京都慰霊堂での深い追悼と国民の共感
東京都慰霊堂には、関東大震災や1945年3月の東京大空襲で犠牲となった約10万人もの方々の遺骨が納められています。天皇ご一家は慰霊堂内で白い花束を供え、深く拝礼された後、犠牲者のご遺族と懇談されました。この真摯な追悼の姿勢は多くの国民に感動を与え、「両陛下の思いは確実に敬宮さま(愛子さま)に受け継がれています」「心から慰霊をされているのが伝わってきます」といったSNS上の反響を呼びました。
戦後80年、東京都慰霊堂を初めて訪れ、深い拝礼を捧げる天皇皇后両陛下と愛子さま。ブルーグレー系のリンクコーデが印象的。
雅子さまと愛子さまの心遣い感じる「ブルーグレー系リンクコーデ」
戦後80年の今年、天皇ご一家はすでに沖縄や長崎での供花のためご訪問されており、その都度、ブルー系のお召し物で揃えた母娘の「リンクコーデ」が注目を集めてきました。今回、東京都慰霊堂をご訪問された際も、雅子さまと愛子さまはブルーグレー系のセットアップと帽子で色合いを揃え、お二人の間の調和と統一感を見事に表現されました。
特に愛子さまは、これまで見られた爽やかなペールブルーとは異なり、落ち着いたダークグレーのセットアップをお召しになっていました。つば全体が反りかえった「セーラーハット」や、ショート丈のジャケット、大きなボタンが、厳粛な場にふさわしい落ち着きの中にもフェミニンさを演出していました。
一方、雅子さまは、サイドクラウンに高さがあり、ツバがわずかに上方にカールした帽子を選ばれ、丈がやや長めで、襟やポケット部分に白い縁取りが施された「パイピングジャケット」を着用されていました。縦のラインを強調したスタイルは、洗練された印象を与え、スタイルアップ効果も期待できます。
お二人は着回しをしながらも、毎回少しずつ異なるスタイルでリンクコーデを披露されています。それぞれの個性に似合う装いを巧みに取り入れ、供花される際の「定番」コーデとして、深い絆と品格を示しています。
まとめ
天皇皇后両陛下と愛子さまの東京都慰霊堂へのご訪問は、戦後80年という節目の年に、戦争犠牲者への深い追悼と平和への強い願いを改めて示す重要な機会となりました。ご一家の真摯な姿勢は多くの国民に感動を与え、雅子さまと愛子さまの繊細で心遣いに満ちた「リンクコーデ」は、そのメッセージを視覚的にも強調しました。このご訪問は、歴史を記憶し未来へと継承していく皇室の役割を改めて印象付けるものとなりました。





