【台風19号】52日ぶりの母校に笑顔 福島・郡山の小泉小

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学校の周囲に台風の爪痕が色濃く残る中、登校する郡山市立小泉小の児童たち=2日、福島県郡山市(芹沢伸生撮影)

学校の周囲に台風の爪痕が色濃く残る中、登校する郡山市立小泉小の児童たち=2日、福島県郡山市(芹沢伸生撮影)

 台風19号に伴う大雨で校舎が床上浸水、近くの小中学校に学校機能を移し授業を続けていた、福島県の郡山市立小泉小学校(山本浩校長、児童54人)が2日、同市富久山町の校舎で52日ぶりに授業を再開した。

 同校は近くを流れる阿武隈川の氾濫で校舎1階が床上浸水。揚水ポンプや電気設備などが故障し、グラウンドも泥に埋まった。そのため、10月23日から市内の小中学校2校に“間借り”して授業を行っていた。

 午前8時前、山本校長や品川万里・郡山市長らが出迎える中、児童が続々と登校。子供たちは通い慣れた校舎の玄関に入ると「久しぶりでホッとする」と笑顔になった。台風の直撃前日、10月11日以来の母校。紅葉が終わり葉が落ちた校庭の木々を見て「変わっていて驚いた」という女児もいた。

 教室に入った児童たちは、ピカピカの棚に勉強道具を入れるなどして授業に備えた。3年生の男児は「前よりきれいになった」と大はしゃぎ。同じ3年生の女児は「早くみんなで鬼ごっこがしたい」と、休み時間を心待ちにしていた。

 授業に先立って行われた全校集会では、山本校長が「やっと帰ってきました。52日ぶりで夏休みよりも長かった。つらいこともたくさんありました。また一緒に一生懸命やっていきましょう」と話し、全員で校歌を斉唱した。

 郡山市では今も小学校2校で復旧が終わらず、近隣校での授業が続いている。

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