（ＣＮＮ） 元ジャーナリストのローレン・サンチェス氏と米アマゾンの創業者で大富豪のジェフ・ベゾス氏の結婚を祝うため、錚々（そうそう）たる顔ぶれがベネチアに繰り出した。３日間の催しは２６日に始まり、２８日に幕を閉じる予定だが、詳細はトップシークレット。妨害を図る抗議活動を避けるのが主な目的だ。
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結婚式のプランナーはベネチアの街や地元住民に敬意を払っていると主張するが、デモ隊は強硬姿勢で、毎年およそ３０００万人の観光客が押し寄せる街で新郎新婦や２００人ほどの招待客が歓迎されることはないと訴えている。とはいえ、ベネチアのブルニャーロ市長のお墨付きもあり、数百万ドル規模の式は盛大に執り行われている。
キム・カーダシアンやオプラ・ウィンフリー、レオナルド・ディカプリオといったセレブが水上タクシーを乗り降りし、街の運河を水上レッドカーペットに変貌（へんぼう）させるなど、華やかさには事欠かない。
サンチェス氏はスキャパレリの最新オートクチュールショーで披露されたブロケード生地のコルセットドレスや、アレキサンダー・マックイーンのビンテージドレスなど、多彩な衣装を挙式前に披露。２７日に結婚式会場とされるサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に到着した際には、エレガントなディオールのクリーム色スカートスーツに、オードリー・ヘプバーン風のシルクスカーフとサングラスを合わせた姿だった。
