【AFP=時事】雨季に突入したパキスタンでの豪雨と、それに伴う鉄砲水により、先週以降、子ども16人を含む32人が死亡した。災害管理当局が28日、発表した。
カイバル・パクトゥンクワ州の災害管理当局によると、過去36時間に発生した鉄砲水や屋根の崩落で、子ども8人を含む19人が死亡した。
また、パンジャブ州の災害当局は、25日以降、州東部で少なくとも13人が死亡したと明らかにし、うち8人は子どもだとしている。
カイバル・パクトゥンクワ州では洪水により家屋56棟が被害を受け、このうち6棟が全壊したという。
国の気象当局は、少なくとも7月1日まで、豪雨と突発的な洪水のリスクが高い状態が続くと警告している。【翻訳編集】 AFPBB News