Netflixドラマ『ガス人間』のクランクアップを祝う打ち上げが先日開催され、8月18日発売の『女性セブン』がその詳細を報じました。都内の高級ホテルを舞台に、多くの関係者が一堂に会する中、主演を務める俳優・小栗旬さん(42才)の姿は特に周囲の視線を一身に集めました。多忙な俳優業に加え、2023年には所属事務所トライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長としての顔も持つ小栗さんの登場は、その場に特別なオーラをもたらし、多くの出席者を魅了しました。
視線を集めた「小栗流」脱力系フォーマルスタイル
会場に到着した小栗旬さんは、身長180センチを超えるすらりとしたスタイルで、遠目からでもその存在感が際立っていました。居合わせた客からは「思わず見惚れてしまったほどオーラがあった」との声が上がるほど、その圧倒的な存在感は話題となりました。この日、小栗さんが披露したのは、彼のファッションセンスが光る独特のコーディネートです。ワタリのついた個性的なデザインのメガネをかけ、半袖シャツにネクタイをきっちり締め、さらにベストを合わせた上半身は、まさにフォーマルでクラシックな印象を与えます。しかし、視線を下半身に移すと、その印象は一変。大きく折り返されたトレンド感のあるワイドデニムに、清潔感のある白スニーカーという、あえてカジュアルでラフなアイテムを巧みに組み合わせていたのです。
Netflixドラマ『ガス人間』打ち上げ会場に現れた小栗旬。独自のファッションで注目を集める。
この「小栗流」の着こなしについて、あるファッションライターは、「上半身のフォーマルな印象と、デニムやスニーカーといったカジュアルなアイテムを組み合わせることで、絶妙な『抜け感』を演出しています」と分析。さらに、「一見個性的なファッションでありながらも、身長180センチを超える抜群のスタイルを持つ小栗さんが着こなすことで、難易度の高いスタイリングを見事に昇華させています。一般の方が安易に真似すると“ヤケド”するほど難しい、まさに上級者向けの着こなしと言えるでしょう」と、そのセンスと着こなし術を高く評価し、ファッション業界内外から注目を集めています。
こだわりのアイテム選びと社長としての意識
小栗さんのファッションからは、細部にわたるこだわりが垣間見えます。前出のファッションライターは、「洋服には特にこだわりがないと語る小栗さんですが、今回のスタイリングではベスト、ネクタイ、そしてメガネをブラウン系で統一させるなど、細部にまで計算された色のチョイスが光っています。また、ゆったりとしたシルエットが特徴のデニムもトレンド感を効果的に演出し、全体のコーディネートをさらに洗練されたものにしています」と、アイテム選びの妙を指摘。彼の確かな審美眼が、シンプルなアイテムも格上げし、洗練された印象を与えていることが伺えます。
近年、小栗さんは俳優業でまさに第一線を走り続けています。今年6月には主演映画『フロントライン』が大ヒットを記録し、今回打ち上げが報じられた『ガス人間』を含む2本のNetflixドラマが配信を控えるなど、その活躍は目覚ましいものがあります。その一方で、2023年には所属事務所トライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長に就任するという、キャリアにおける大きな転機を迎えました。プライベートではこれまでカジュアルでストリート感のある服装を好む傾向にありましたが、この日は白シャツに襟付きのベストとネクタイを合わせたクラシカルな装いを披露。ファッションライターは、「社長就任後のインタビューなどで『背筋の伸びる服を意識して着ている』と語っていたように、40代という年齢と社長業を意識し、“イケオジ風”の清潔感と上品さを兼ね備えたスタイルを目指しているのかもしれません」と、小栗さんの新たなファッション観を推測し、その変化に注目しています。
多忙な二足のわらじで臨む熱意の結実
深夜3時頃まで熱気が冷めやまず続いた打ち上げは、小栗さんが俳優と社長という「二足のわらじ」で全身全霊を傾けて臨んだ今回の作品への、並々ならぬ情熱を物語っています。彼の才能と努力が結実した作品の完成と、それに伴うファッションスタイルの変化は、今後も世間の注目を集め続けることでしょう。俳優としての表現力と、経営者としての責任感を兼ね備える小栗旬さんの今後の活躍から目が離せません。
参考資料
- 女性セブン 2025年8月18日号
- Yahoo!ニュース(参照記事)