NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第25回「灰の雨降る日本橋」が29日に放送された。
舞台は「天明3年秋」、蔦屋重三郎(横浜流星)がついに蔦屋耕書堂を江戸・日本橋に進出。吉原では背後に一橋治済(生田斗真)がいる松前藩からの領地没収を画策する田沼意知(宮沢氷魚)が、花魁誰袖(福原遥)に、西行法師の名歌を本歌取りした句で、思いを伝えた。
花魁に将来を約束するロマンチックな場面が進み、意知を膝枕した誰袖が、西行法師の歌を、やさしくそらんじた。
「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」
さりげなくフラグが投下された。
ネットでも話題となり「ロマンチックだけど、これ…」「その如月の望月の頃。フラグが立った」「いい歌だよねぇ。粋だけど、その先に…」「切ない…」「思わず確認」「田沼意知と誰袖花魁がいい感じになるほどフラグ」「めっちゃいい雰囲気のシーンなのに」「意知、着々とフラグを立てていく」「自分からフラグ」と反応する投稿が集まっている。
今後の放送は、7月20日は参院選開票で「べらぼう」は放送休止。描かれるのはその前後か。