女優の佐々木希(37)が、2日放送の日本テレビ系バラエティー番組「1周回って知らない話」に出演し、夫でお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(52)が2020年に起こした一連の騒動について、テレビで初めて詳細に語りました。佐々木希さんが自身の言葉で語った当時の心境や、支えてくれた人々への感謝に注目が集まっています。
「1周回って知らない話」出演時、渡部建氏との不倫騒動について語った女優・佐々木希さん
渡部建が複数の女性との不倫を報じられ、特に多目的トイレでの行為が世間の大きな批判を浴びたことは記憶に新しいでしょう。当時、2児の母でもあった佐々木希さんはこの騒動にどう向き合ったのか、今回初めて具体的に明かされました。
木村佳乃が明かした苦悩と支え
番組には、事務所の先輩である女優の木村佳乃がVTR出演し、騒動当時の佐々木希さんの様子を振り返りました。木村は「同じ女性として彼女が悩み、壁に当たって本当につらそうにしていた」と述べ、当時の佐々木さんの深刻な状況を証言しました。木村は「私ができたのは彼女の話を聞くこと。ずっと聞いて、本当に何を言ってあげたらいいか分からなかった。一緒に泣いて」と、寄り添うことしかできなかった苦悩を語りました。
しかし、木村は佐々木希さんの強さを強調しました。「今でも悩んでいます。何ができたかなと。ただ、彼女は本当に強かったです。彼女の足で乗り越えて進んでいった。強い、偉いと思った」と、困難を自身の力で乗り越えた佐々木さんを称賛しました。
佐々木希、涙ながらに感謝
木村佳乃のVTRを見た佐々木希さんは、スタジオで目に涙を浮かべながら感謝の気持ちを述べました。「本当に優しい。ありがとうございます。とにかくずっと話を聞いてくれて。いろんな話をしましたね。本当に優しい」と語り、困難な時期に木村が精神的な支えとなってくれたことを明かしました。
夫婦の歩みと現在の状況
佐々木希さんと渡部建氏は、2017年4月に結婚を発表。2018年9月には長男が誕生し、幸せな家庭を築いていると思われていました。しかし、2020年6月に週刊文春で複数女性との不倫疑惑が報じられ、渡部建氏は芸能活動を自粛せざるを得なくなりました。この自粛期間は2022年2月まで続きました。
スキャンダル後も夫婦関係を維持することを選択した二人の間には、2023年4月には第2子が誕生しています。今回の佐々木さんのテレビ出演は、騒動から数年が経過し、夫婦として、そして個人として歩んできた道のりを改めて公に語る機会となりました。
今回のテレビ出演で、佐々木希は過去の困難な出来事について自身の言葉で語り、多くの視聴者にその経験と、支えてくれた人々への感謝の気持ちを伝えました。特に、苦境の中で見せた彼女の「強さ」が強調される形となりました。
参考:Source link