今年最大の注目作、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、いよいよ7月18日より全国で公開される。吾峠呼世晴氏による大人気漫画『鬼滅の刃』のクライマックスとなる『無限城編』を映像化する3部作の記念すべき第1章であり、その興行収入の行方に大きな期待が集まっている。特に、現在今年のNo.1ヒットとなっている劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』(興収150億円前後)の記録を超えることができるか、大きな注目点となっている。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のキービジュアル。主人公の竈門炭治郎らが描かれ、新作への期待感が高まる様子を表しています。
シリーズを振り返る:社会現象への軌跡
原作漫画は2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載された。2019年4月からのTVアニメ『竈門炭治郎 立志編』(アニメーション制作ufotable)で、その高い映像クオリティが話題となり、一気に人気が爆発した。
『無限列車編』の空前絶後なヒット
翌2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は国内興収404.3億円を記録し、邦画・洋画合わせ国内歴代興行収入1位の金字塔を打ち立て、空前の社会現象を巻き起こした。
『無限列車編』は後にTVシリーズとして再構成・放送され、その後のTVアニメシリーズ『遊郭編』(2021年12月~)、そして『刀鍛冶の里編』(2023年4月~)と続き、常に大きな反響を呼んだ。これらの間には、『遊郭編』と『刀鍛冶の里編』を繋ぐ形での劇場版『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛治の里へ』ワールドツアー上映も行われ、国内外で成功を収めている。
いよいよ幕を開ける最終章
そして迎える『無限城編 第一章』。これは物語の核心に迫る重要な章の始まりとなる。5年ぶりの完全新作劇場版として、前作の偉業にどこまで迫れるか、あるいは超えるか、日本中のファンが固唾を呑んで見守っている。
参考資料: https://news.yahoo.co.jp/articles/fd96e655250f5e2bed04074e9dc0fe4104ded1d9