【AFP=時事】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は、パレスチナ自治区ガザ地区の最大都市ガザ市を制圧する軍の計画を承認し、約6万人の予備役の招集を許可した。国防省が20日、確認した。
AFPが問い合わせたところ、国防省の報道官はイスラエルメディアが報道した内容を認めた。
カッツ氏の動きは、ガザでのほぼ2年間にわたる戦争で停戦を求める仲介役が最新の停戦案に対するイスラエルの公式な回答を待つ中、ハマスに圧力をかけるものとなった。
軍の関係者は20日、記者団に対し、9月に徴兵が始まり、約5万人の予備役が招集されると述べた。
攻撃の次の段階でガザで活動する主力部隊はガザ市に焦点を当てた現役部隊になるという。
さらに、同関係者は、軍が計画の初期段階の一環として、すでにガザ市の一部地区で活動していると付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News