お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーが、スペシャルキャスターを務めるフジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に7日、出演。20日投開票の参院選に向けて支持を訴える立候補者や各党幹部の街頭演説の参考例として、若手芸人を挙げた。
「スベった時のリカバリーを勉強するために若手芸人の舞台とか立つといい」と、いきなり切り出した。「彼らはスベった後、『ああ、今の違いますか』とか言う。ああいう対応ってかわいく見えるから。スベっている方が悪いんですけど」と、オチまで付けた。
選挙演説でも、何を言ってもシーンと受けない時がある。波に乗っている時は熱を帯びたり、聴衆が聞き入れっていれば、自然と拍手が起きたり歓声が上がる。さらにヒートアップすれば、候補者の名前を連呼する「コール&レスポンス」が起こる。
3年前の参院選の選挙運動最終日(22年7月9日)は、安倍晋三元首相が銃撃されて亡くなった翌日ということもあり、自民党の候補者や応援弁士の演説に高い「コール&レスポンス」が見られた。これが出る候補者や政党の支持率は一般に高い。