《歩きスマホでトラブル》悪いのはどっちか――。両者の視点で見るとわかる“本当の問題点”僧侶が説く「争う原因はつくらない」の大切さ


■歩きスマホでぶつかったら…

 スマホを見ながら歩いていて、人とぶつかってしまった経験はないでしょうか。当事者でなくても、街中でそんな光景を見かけたことが一度はあると思います。

 ほとんどの人は、スマホを見ていた自分が悪いと考えます。自分がよそ見をしていたから、ぶつかってしまった。相手は悪くないと。

 しかし、本当にそうでしょうか。

 あなたは謝らないといけないのでしょうか。ちょっと気が進まないかもしれませんが、「どこを見て歩いてるんだ!」と因縁をつけられてしまったケースを想定して、もう少し考えてみたいと思います。

 これが意味するのは、わざわざ文句を言う=わざとぶつかってきた、ということです。なぜなら、前を向いて歩いていたなら避けるか注意できたはずです。



Source link