2025年8月22日に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』第105話にて、ついに日本の子どもたちに愛されるキャラクター「アンパンマン」が誕生しました。しかし、この重要なエピソードでは、主演の今田美桜さんが披露した歌唱シーンが視聴者の間で大きな話題を呼び、SNS上では様々な反響が寄せられています。
『あんぱん』第105話で「アンパンマン」ついに誕生
『あんぱん』第105話では、今田美桜さん演じるのぶと、北村匠海さん演じる嵩が仕事について言い争いとなり、別居生活を始める展開が描かれました。のぶの「昔みたいに描きたいものを描けばいい」という言葉が心に残った嵩は、無我夢中で絵を描き始めます。のぶが帰宅すると、机の上にはあんぱんを手に持ち、空を飛ぶ太ったおじさんの絵が。ナレーションで「この太ったおじさんが後に子どもたちに大人気のアンパンマンになるのですが、それはまだ先のお話」と告げられ、待望のアンパンマン誕生が示唆されました。この回では、RADWIMPSの主題歌「賜物」やオープニング映像が流れない異例の演出がとられ、その重要性が際立っていました。
今田美桜が主演を務める朝ドラ『あんぱん』、その歌唱シーンで注目を集めた
今田美桜の歌唱力に視聴者から賛否の声
アンパンマン誕生という大きな節目を迎えた第105話で、もう一つ注目を集めたのが、今田美桜さんの歌唱シーンです。思い悩むのぶが山に登り、やなせたかしさんが作詞した名曲「手のひらを太陽に」を歌う場面がありました。このシーンに対し、X(旧Twitter)上では「今田美桜の歌にヒヤヒヤしたのは私だけだろか」「今田美桜ちゃんに歌わせるなんてNHKも勇気あるな。でも少し歌上手くなったかも。グロップのCMが懐かしい」「今田美桜の歌はグロップの頃よりはいいけど、まだ棒気味なんだよな」といった、視聴者からの正直な感想が多数投稿され、その歌唱力について賛否両論が巻き起こりました。
CMでの歌唱経験と本人コメント:歌は「嫌なんです」
今田美桜さんの歌唱力が話題になるのは今回が初めてではありません。2022年に出演した人材サービス企業『グロップ』のCMでは、その独特な歌い方がインターネット上で大きな反響を呼びました。今田さん自身も歌に対する苦手意識を公言しており、バラエティ番組では「ほんとうに歌がだめで。ほんとうに苦手で。CMとかで歌わなきゃいけなかったりして、嫌なんです」とまで語ったことがあります。しかし、2025年5月から放送された『タウンワーク』のCMで歌声を披露した際には、「前よりよくなった」という好意的な意見も多く聞かれ、着実に歌唱力が向上していることを示唆していました。
まとめ
朝ドラ『あんぱん』での「アンパンマン」誕生は大きな節目を迎えましたが、それ以上に主演・今田美桜さんの歌唱シーンが視聴者の間で熱い議論を呼びました。歌が苦手と公言しながらも、重要な場面で歌声を披露する今田さんの姿勢、そしてそれを受け止めるNHKの演出は、今後の展開にさらなる注目を集めることでしょう。年末の『紅白歌合戦』で今田さんの歌声が響く日も、もしかしたらそう遠くないかもしれません。