ものまね芸人のMr.シャチホコ氏(32)が12日放送のフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」に出演し、自身の趣味であるボートレースでの巨額損失について赤裸々に語った。
R-1王者への「助言」から始まった告白
番組ゲストはピン芸人日本一決定戦「R―1グランプリ2025」王者の友田オレ氏。賞金500万円を獲得した友田氏に対し、Mr.シャチホコ氏は「正直、500万じゃ人生変わらない。何もできない」と述べ、その賞金を増やす方法として「ボートレースしかない」と独自の”助言”を送ったことがきっかけで、自身のギャンブル体験に話が及んだ。
1週間で1500万円?想像を超える損失額の内訳
この発言を受け、共演者のウエストランド井口浩之氏から「聞いた話だと、シャチホコはボートレースにハマり過ぎて、1週間で1500万円とか使ちゃって」と具体的な金額とともにMr.シャチホコ氏の過去の豪遊(?)ぶりが暴露された。Mr.シャチホコ氏はこの事実をあっさり認め、さらにボートレースに傾倒するあまり、事務所から厳しい措置を取られている現状を告白した。
事務所からの「禁止令」、総額は億を下らず
Mr.シャチホコ氏は、あまりに熱中しすぎるボートレースが原因で、事務所から「ボートレースからの仕事、ボートレース上でのものまねショー、全部禁止」という異例の”禁止令”が出されていることを明かした。さらに自身のボートレースでの損失額について言及。「(井口氏の暴露した)1週間で1500万円ってだけだから」と前置きし、「トータルで言ったら、億はくだらない」と、これまでの総額が1億円を下らないことを衝撃的な金額で明らかにした。
ものまね芸人Mr.シャチホコ、テレビ番組出演時の様子
明石家さんま氏からの「教え」を胸に
ボートレースで億を超える損失を抱えながらも活動を続けるMr.シャチホコ氏。彼がギャンブルと向き合う、あるいは止められない背景には、明石家さんま氏からの独自の「教え」があるという。さんま氏から「人生の運はプラマイゼロでできてる。ボートレースとか競馬とか、芸人は勝ったらあかん。負けた分の仕事の運が回ってくるから」と教えられたとし、このユニークな持論が自身の芸人人生におけるモチベーションの一つになっていることを示唆した。
ボートレースでの想像を超える損失額を明かしたMr.シャチホコ氏だが、それを芸人としての”負け”とし、仕事への”運”に変えるという明石家さんま氏の教えを胸に、今後もエンターテインメントの世界で活動を続けていく模様だ。
【出典】フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」(202X年7月12日放送)