沢口靖子 『科捜研』が昨シーズンで事実上の打ち切り…フジ月9枠「科学捜査ドラマ」で主演の“鞍替え”決断


6月12日に放送されたラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送)にゲスト出演し、こう語ったのは女優の沢口靖子(60)。

【写真あり】美脚をのぞかせながら銀座を闊歩する沢口靖子

この日、彼女は『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)で長年共演してきた内藤剛志(70)と共に、役者としての出会いから同シリーズの舞台裏まで、約30分にわたってトークを繰り広げた。

「『科捜研の女』は、昨年に放送25周年を迎えました。沢口さん演じる京都府警科学捜査研究所の榊マリコが難事件に挑むこのシリーズは、科学捜査というジャンルを切り開いたパイオニア的存在として、幅広い年齢層から愛され、再放送も人気を集めています」(芸能プロ関係者)

しかし、沢口のライフワークともいえるこの長寿ドラマは、テレビ朝日内では“すでに終了した作品”と認識されているという。前出の芸能プロ関係者が続ける。

「特に“最終回”とは告知されていませんが、昨年夏に放送されたseason 24が連続ドラマとして最後となったそうです。同ドラマの放送は、’23年以降は水曜21時枠に移動していました。しかし、今夏の同枠には現在、別の刑事ドラマが入っています。

“打ち切り”の理由としては、舞台となっている京都にある東映撮影所での高額なロケ費用や、視聴率の低下などがあるそうです」

沢口は、昨年のインタビューで《ファンがある限り、私はいつまでも続けていたい》と、同シリーズへの愛を語っていた。

「沢口さんとしては、もっと続けたいと考えていたようです。またテレビ朝日側としても、長年の功労者である彼女に“科捜研の終了”をはっきり伝えづらいところもあったのでしょう。

テレビ朝日も、科捜研のスペシャルドラマ版の制作の可能性を沢口さんににおわせているそうですが、特に具体的な計画は進んでいないようです。沢口さんとしては、こうした中途半端な状況に複雑な心境を抱いていたと聞いています」(前出・芸能プロ関係者)

そんな沢口が決断したのが、なんと他局への“鞍替え”だったのだ。ドラマ関係者が明かす。

「10月期のフジテレビ月曜9時枠の連続ドラマで、沢口さんが主演を務めることが決定したのです。彼女が出演するのは、科学捜査を用いて犯罪に立ち向かう警察組織を描いた作品で、将来のシリーズ化も検討されているそうです」

月9への出演決定は、最近の出来事だったという。

「フジの一連の騒動があったことから、熟考の末、沢口さんがフジのドラマに出演することを決めたのは7月の上旬だったそうです。

彼女としては『科捜研』で長らく演じてきた“マリコ”への愛着もあり、同ジャンルの作品の出演を躊躇したそうです。

しかし、最終的には『科捜研』への未練を断ち切るためにも、月9主演の挑戦を決心したと聞いています」(前出・ドラマ関係者)

フジテレビに沢口の月9ドラマ出演について問い合わせると、《制作の詳細についてはお答えしておりません》という回答だった。

今年6月に還暦を迎えた沢口は、フジで新たなスタートを切ろうとしている。

「女性自身」2025年7月29日・8月5日合併号



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