共産党の山添拓政策委員長が16日、X(旧ツイッター)を更新。参院選(20日投開票)終盤となり、勢いを増している参政党の神谷宗幣代表について「選挙が終わればすべてリセットという不誠実さも、有権者をこけにするもの」と痛烈に批判した。
山添氏は、TBSが14日に神谷氏に「日本人ファースト」は外国人差別や排外主義を煽るリスクがないのか質問した15日の報道を引用。神谷氏は「日本人ファースト」は「参院選のキャッチコピー」で選挙の間だけ」などと述べたとしている。
山添氏は「『日本人ファースト』は『選挙のキャッチコピーですから、選挙の間だけ』『終わったらそんなことで差別を助長するようなことはしません』差別の助長と認めていること自体酷いが、選挙が終わればすべてリセットという不誠実さも、有権者をこけにするもの」とポスト。「終わったらそんなことで差別を助長するようなことはしません」との神谷氏の発言について「差別の助長とみとめていること自体酷い」と指摘しつつ、さらに「選挙のキャッチコピー」は「選挙の間だけ」で選挙後は「しません」と話している姿勢についても、不誠実で有権者をこけにしていると批判した。