病院承認の1カ月前に契約日ずらす 岸和田病院贈収賄 

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 岸和田市民病院(大阪府岸和田市)の花粉症研究をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された同病院の呼吸器センター長で医師、加藤元一(もとかず)容疑者(62)が贈賄側の一般社団法人との共同研究について、病院での承認手続きが終了する約1カ月前の日付で契約していたことが5日、病院などへの取材で分かった。大阪府警捜査2課は同日、病院を捜索。契約書の日付を早めた経緯などを調べている。

 同課や病院によると、加藤容疑者は3月11日、着衣についた花粉を粘着クリーナーで除去した場合の花粉症の改善効果に関し、東京の一般社団法人「医療健康資源開発研究所」と共同研究するとの申請書を病院の倫理委員会に提出。医師や看護師、外部の大学教授など9人で構成される倫理委での審査を経て、同29日に承認された。

 共同研究は承認から7月まで実施されたが、法人側とは3月1日付で契約を締結していたという。

 同課によると、加藤容疑者は今年4月、病院の倫理委で研究の承認などが円滑に進むよう便宜を図った見返りに、同研究所の代表理事、小嶋純容疑者(63)=贈賄容疑で逮捕=から、現金20万円を受け取ったとされる。

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