弁護士の橋下徹氏が16日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、米メジャーリーグのオールスターゲームにおける大谷翔平選手の発言にユニークな反応を示しました。番組では、メジャー球宴のレッドカーペットショーに大谷選手と妻の真美子さんが登場した様子を報じ、4月に長女を出産後、初めて公の場に姿を見せた真美子夫人に注目が集まりました。
「旬感LIVE とれたてっ!」に出演中の橋下徹弁護士。大谷翔平選手の子育て発言についてコメント。
大谷選手、多忙を極める中での育児分担を語る
番組内では、大谷選手が球宴前日の会見で語った育児に関する具体的な内容が紹介されました。彼は「基本的には(球場入り前の)午前中にお風呂に入れたり、(試合後に)帰ってきた後、時間帯によって僕が面倒を見る感じ」と、多忙なスケジュールの中で積極的に育児に参加している現状を明かしました。この発言に対し、MCの青木源太アナウンサーが「あれだけ稼いで活躍して、帰った後は子供の面倒を見ている」と橋下氏に話を振ると、橋下氏は思わず「この発言だけは本当に欲しくなかったですね」と苦笑いしながら答え、スタジオの笑いを誘いました。
橋下氏の家庭内エピソードと共感の声
橋下氏は続けて、自身の家庭での具体的なエピソードを披露しました。「ちょうど一昨日」の出来事として、「また家族みんなでモメた原因が、『お父さん、こんだけやってるやん』って、また言っちゃったんです。いつも言っちゃう」と、自身が仕事をしていることを理由に家族内で軋轢が生じることを説明しました。そんな中、家族からは「大谷さんはあれだけやってるのに、絶対子供の面倒見てると思う!」と大谷選手と比較されることがあったといい、今回の発言を聞いて「すごいわ」と、その家庭内での影響をリアルに語りました。
さらに、橋下氏は隣に座っていた新婚の藤井サチさんに「仕事やってるやんかって発言が、一番嫌なんでしょ?」と問いかけると、藤井さんは即座に「一番嫌です。私もしてるし」と共感を示しました。東野幸治さんが「俺の金や!はダメでしょ?」と冗談交じりに質問すると、藤井さんは「離婚!離婚!」と答え、共演者たちの爆笑を誘いました。橋下氏と東野氏は、かつては家庭内でタブーとされがちな発言をしてしまっていた時代を振り返り、「よくない時代でしたね」と反省の弁を述べました。
現代における夫婦・家族の役割と理解の重要性
大谷選手の育児への積極的な姿勢は、現代における夫婦間の子育てや家事分担のあり方について、社会に新たな視点を投げかけるものと言えるでしょう。橋下氏のユーモラスな反応は、多くの家庭で起こりうる日常的な「あるある」を浮き彫りにし、仕事と家庭のバランス、そして家族間の相互理解がいかに重要であるかを再認識させます。時代と共に変化する家族の形において、互いの役割を尊重し、言葉の選び方に配慮することが、円満な家庭を築く上で不可欠であると示唆されました。