俳優の遠野なぎこさんが17日にブログで亡くなったと発表されたことを受け、長年番組に出演してきたTOKYO MXの「5時に夢中」がこの悲報を伝えました。このニュースは、多くの関係者やファンに衝撃を与えています。特に、親族が自死を否定し、愛猫への深い愛情がその理由として挙げられている点が注目されています。
遠野なぎこさんの訃報と番組での言及
遠野なぎこさんの訃報は、彼女の公式ブログを通じて17日に公表されました。この悲しい知らせを受け、彼女が長年レギュラー出演していたTOKYO MXの人気情報番組「5時に夢中」では、MCを務める垣花正アナウンサーと大島由香里アナウンサーが、遠野さんとの共演経験を振り返りつつ、その死を悼みました。二人は「バラいろダンディ」などでも遠野さんと長きにわたり共演しており、悲しみを隠しきれない様子でした。
俳優・遠野なぎこさんのポートレート写真、逝去の報に際して
「自死ではない」との見方、愛猫の存在が論拠に
番組内でコメントを求められた新潮社の中瀬ゆかり氏は、遠野さんとは面識がなかったものの、「画面を通じて見ていたからショックだった」と沈痛な面持ちで語りました。さらに中瀬氏は、数日前に遠野さんと親交のあったテレビ関係者と話した際、「自死ではないと思う。猫をものすごくかわいがっていて、(愛猫を)残していくとは考えられないと言っていた」との証言があったことを明かしました。
中瀬氏自身も猫を飼っており、自身の体験を踏まえ、「猫がいるから生きられるという動機が人にはある。なぎこさんも猫がストッパーになることはあると思っていた」と述べました。この発言は、遠野さんの猫に対する深い愛情が、彼女の生きる大きな支えであった可能性を示唆しています。
親族による公式発表とメディアの反応
遠野なぎこさんの親族は、ブログ上で「自死ではない」と明確に否定し、死因は事故であったと発表しました。これを受け、中瀬ゆかり氏は「ご親族の発表が本当だろうと思う。不幸な事故が発生して亡くなられたということなのだろう」と推察。大島アナウンサーも遠野さんのインスタグラムをフォローしていたと述べ、「毎日猫の写真を『かわいいよ』と拝見していたので、本当にそうだなと思う」と中瀬氏の意見に賛同しました。
遠野なぎこさんの突然の逝去は、多くの人々に衝撃を与えましたが、親族からの「自死否定」と、彼女の愛猫への深い愛情が、その死が事故によるものであるという見方を強めています。彼女の愛した猫たちが、残された人々にとっての慰めとなることを願うばかりです。