[モスクワ 17日 ロイター] – ロシア外務省のザハロワ報道官は17日、トランプ米大統領によるウクライナ停戦を巡る「最後通告」について、ロシアは「脅しを受け入れない」と言明した。
トランプ大統領は14日、ロシアが侵攻を続けるウクライナに北大西洋条約機構(NATO)経由で最新鋭兵器を供与すると発表。ロシアに対しては、50日以内に和平合意に応じなければ、制裁を科すと表明。これまでのロシアへの対応を大きく転換させた。
ザハロワ報道官は、米国による新たな制裁の可能性は「もはやニュースではない」とし、トランプ氏の決定は、ウクライナでの「虐殺の継続」と、和平構想を拒否するシグナルと批判した。