ロシア外務省は17日、米軍が7月9日~8月4日に日本周辺空域などで実施中の軍事演習「レゾリュート・フォース・パシフィック」に航空自衛隊が参加することについて、在ロシア日本大使館に抗議したと発表した。極東のロシア国境付近の演習は「ロシアへの潜在的な脅威で、対抗措置が必要だ」と警告した。
航空自衛隊によると、日本からは航空機約50機が参加して、北海道や東北地方を含む在日米軍施設などで演習を行っている。
一方、ロシア外務省報道官は18日、防衛省が公表した2025年版防衛白書について、「ウクライナ危機やロシアと北朝鮮との関係発展について、固定観念に基づく中傷が再び繰り返されている」と非難した。