ガーシー氏、夏の参院選に持論展開「政治家は志と信念を」自身の経験から有権者へ呼びかけ

元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)氏(53)が、自身のX(旧ツイッター)を更新し、今夏実施される参院選(20日投開票)について独自の視点から言及しました。彼は政治家としての資質や自身の過去の経験について語り、有権者へのメッセージを送っています。

ガーシー氏は、政治家となるべき人物像について「知名度や影響力、人気があるからといって政治家になってはいけない」と断言。真の政治家とは「志しを持ち、信念がある人、国のために、国民のために、全てを捧げられるような人」であるべきだと持論を展開しました。

元参院議員ガーシー氏(東谷義和氏)が参院選についてX(旧ツイッター)で発言する様子元参院議員ガーシー氏(東谷義和氏)が参院選についてX(旧ツイッター)で発言する様子

自身の政治家としてのキャリアを振り返り、ガーシー氏は「私も政治家になり、国会にも行かずにクビになった。そりゃ恥ずかしくて元政治家なんて言えませんわ」と自嘲気味に語りました。「なんの志もなく、その時の影響力だけでなったから、そんなことになった」と自身の過ちを認め、「もうみんな私のことで勉強になっただろう?」と、自身の失敗が世間への教訓となることを示唆しました。

そして、間もなく投開票を迎える参院選に向けて、有権者に対し「百聞は一見にしかず。しっかり自分の目で見て、投票する人を決めてください」と呼びかけました。さらに、「アンポンタンな政治家や悪い政治家を当選させないためにも」と強調し、賢明な選択を促しています。ガーシー氏は2022年の参院選で、NHK党の比例代表として出馬し、約29万票を集めて当選を果たしていました。

ガーシー氏の今回の発言は、来る参院選における有権者の投票行動や、政治家のあるべき姿について改めて考えるきっかけを与えるものとなりそうです。


参考文献