道端アンジェリカ、古巣事務所と業務委託契約締結で芸能活動再開へ?——過去の事件と今後の展望

モデルの道端アンジェリカ(39)が7月7日、以前所属していた芸能事務所と業務委託契約を締結したと発表し、自身のインスタグラムでその喜びと感謝の気持ちを綴りました。この動きは、近年表舞台での露出が減少していた道端アンジェリカの芸能活動再開に向けた重要な一歩として、世間の注目を集めています。

道端三姉妹の左からアンジェリカ、カレン、ジェシカ。モデルの道端アンジェリカが古巣事務所と再契約し、芸能界復帰の可能性を示唆しています。道端三姉妹の左からアンジェリカ、カレン、ジェシカ。モデルの道端アンジェリカが古巣事務所と再契約し、芸能界復帰の可能性を示唆しています。

かつての「道端三姉妹」とアンジェリカの活躍

道端アンジェリカは、長女カレン(46)、次女ジェシカ(40)とともに「道端三姉妹」として知られ、かつてはセレブタレントとして多数のメディアで取り上げられ、華々しいブレイクを果たしました。アンジェリカ自身もファッションモデルとして活躍し、2013年にはアジア最高峰のガールズファッションショー「東京ランウェイ2013 SPRING/SUMMER」にゲストモデルとして初出場し、その名を一躍広めました。その後も人気モデルとして女性誌やイベントから引く手あまたの状態が続いていました。

活動休止の背景と2019年の事件

しかし、最近では三姉妹そろっての出演はほとんどなくなり、3人の姿を見かける機会がめっきり減ったと感じる人も少なくありません。その大きな要因の一つは、道端アンジェリカが2019年に夫と共謀して知人男性から現金を脅し取ったとして恐喝の疑いで書類送検され、活動休止を発表したことです。嫌疑不十分で不起訴とはなったものの、以降、彼女は表舞台から姿を消した印象が強まりました。また、2021年には離婚が成立したことを発表し、2023年に一般男性と再婚しましたが、インスタグラムの更新も滞るなど、かつての華やかな生活ぶりは影を潜めていきました。(週刊誌の芸能担当記者)

事件の真相と本人からの告白

2019年の事件は、道端アンジェリカのキャリアに大きな影響を与えました。今年1月に配信された「ダマってられない女たち」(ABEMA)では、当時の真相について本人が語る場面がありました。彼女は、元夫が経営していた店の未払い金を友人に請求したところ、それが恐喝と見なされたと説明しています。家族からは「なぜきちんと説明しないのか」と助言されたものの、報道が真実ではないと訴えても言い訳にしか聞こえず、自身の「強気なキャラ」も相まって、諦めていたと明かしています。この経験から、テレビの仕事などを一度やめたと話しており、本人的には「YouTubeやSNSだけなら本当の自分を見せられる」と考えていたようです。この発言からは、自ら表舞台を去ったと受け取れますが、実際のところはメディア側が起用に対して慎重になった側面も大きいと見られています。

再浮上への展望

今回、道端アンジェリカが古巣の芸能事務所と業務委託契約を結んだことは、彼女が再び芸能界での活動に本格的に乗り出す意欲を示していると考えられます。長らく待っていたファンにとっては朗報であり、今後の彼女の動向、特にメディアへの露出が増えるかどうかに注目が集まるでしょう。この再契約が、道端アンジェリカの新たなスタート地点となるのか、今後の展開が待たれます。