7月11日、主演映画『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』の公開記念舞台挨拶に登壇した俳優の田中圭(41)。映画公開からまだ1週間足らずのこの時期に、彼がラスベガスで開催されたポーカーの世界大会『ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)』に出場していたことが判明し、大きな注目を集めています。特に、その驚くべき実力は世間を騒然とさせました。
田中圭、ポーカー世界大会WSOPで驚異の成績
『ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)』は、毎年5月から7月にかけてラスベガスで開催される、今年で56年目を迎えるポーカーの世界最高峰の大会です。21歳以上であれば誰でも参加可能で、破格の高額賞金を狙って世界中からポーカープレイヤーが集結します。田中圭さんは、1935人がエントリーした部門『$1,000 Super Turbo』において、なんと3位という快挙を達成。参加費は約14万円でしたが、約1,700万円もの高額賞金を獲得しました。
WSOPの情報を発信するサイト「PokerNews」では、同部門の出場者リストに「Kei Tanaka」というローマ字の氏名が確認できます。さらに、競技中の様子を収めた写真も掲載されており、黒いバケットハットを目深に被り、白いマスクを顎まで下ろした田中さんの姿が写し出されています。チップの山に人差し指を置き、真剣な眼差しでテーブルに向かうその姿は、一人のプロフェッショナルなポーカープレイヤーそのものです。また、ポーカー関連のコンテンツを手がける「DMM POKER」のX公式アカウントでは、ファイナルテーブルに挑む田中さんが、周囲の声援に応えるように「行ってきます!」と意気込みを見せる動画も公開されました。
疑惑の女性、永野芽郁との再会を巡る騒動の再燃
しかし、この「DMM POKER」の動画に映り込んだ一人の「不審な女性」の存在が、一部のユーザー間で波紋を広げています。動画の冒頭、テーブルに向かう田中さんが「なんでも行きます」と意気込みを見せていたシーン。観戦エリアにいた小柄な女性が、田中さんのちょうど真後ろに立ち、自身のスマートフォンで田中さんの方へカメラを向けていました。田中さんが報道陣に撮影されていることに気づいたのか、女性はすぐにその場を立ち去りますが、別のシーンでは場所を移動し、再び田中さんの背後からスマホで撮影している様子が捉えられています。
この女性は、長いロングヘアに紫色のバケットハットを被り、白いマスクを着用しており、どことなく田中さんの装いとも似ていました。そのため、この動画を見た一部のユーザーからは、「帽子とマスクの女性が怪しいな」「後ろ永野芽郁ちゃん?」「永野芽郁だったとしたらすごすぎ…」といった声がSNS上で飛び交い、田中圭さんと永野芽郁さんとの「密会説」が再び浮上したのです。
2023年4月、顔のむくみが報じられた田中圭。永野芽郁との不倫疑惑報道が続く中での姿。
過去のスキャンダルと今回の疑惑の背景
田中圭さんといえば、今年4月下旬に週刊文春で永野芽郁さんとの不倫疑惑が2度にわたって報じられたばかりです。双方の所属事務所は不倫関係を否定し、当人たちも報道について謝罪しましたが、記事に掲載された“手つなぎショット”や田中さんが永野さんの自宅マンションを訪れていたことなどについては具体的な説明がなされず、あくまで「誤解」という形で収束を図ろうとしていました。
世間を騒がせたスキャンダルが沈静化しつつある中で、なぜ今回再び田中さんと永野さんの密会説が浮上してしまったのでしょうか。ある芸能関係者は、その背景を以下のように語ります。「6月下旬に『女性セブンプラス』が、永野さんが日曜劇場『キャスター』(TBS系)の撮影を終えてから海外に長期滞在していることを報じました。記事では永野さんの滞在先は明かされていませんでしたが、報道からわずか1カ月で田中さんがラスベガスで目撃されたため、永野さんの海外滞在報道と今回のポーカー大会を紐づける人が続出してしまったようです」。
専門家が指摘する「再会可能性の低さ」
しかし、2人が海外で逢瀬を重ねている可能性は極めて低いと前出の芸能関係者は指摘します。「まず、ポーカー大会の動画に映り込んだ女性が持っていたスマートフォンは、カメラレンズが2つの機種でした。一方、文春の記事に掲載された“手つなぎショット”で永野さんが持っていたスマホのカメラレンズは3つであり、この点に相違が見られます。また、不倫疑惑報道を巡っては、永野さん、田中さん共に広告契約を結ぶクライアント企業が公式サイトから肖像を削除するといった対応を取りました。永野さんに至っては、レギュラーのラジオ番組や、キャスティングされていた来年度のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演も辞退しています」。
さらに、芸能関係者は続けます。「スキャンダル報道後にNetflixからドラマ出演の正式オファーがあったといいますが、もし仮に海外で田中さんと密かに会い、そのことが世間に知られたら今度こそ致命傷になりかねません。永野さんに女優業を辞めるつもりはないといいますし、カメラも回っている公衆の場に迂闊に登場することは考えられません。イメージダウンに拍車をかけるような行動を、さすがに取るはずがないと思います」。この分析から、動画に映っていた「不審な女性」は、単なる一般の観客だった可能性が高いと言えるでしょう。
結論
田中圭さんのポーカー世界大会『WSOP』での3位入賞という快挙は、彼の多才ぶりを示す素晴らしいニュースです。しかし、その陰で浮上した永野芽郁さんとの「再会疑惑」は、過去のスキャンダルが尾を引く中で、多くの人々の関心を再び集めることとなりました。詳細な分析と芸能関係者の見解からは、今回の疑惑は状況証拠に基づいた誤解であり、実際の再会の可能性は極めて低いことが示唆されています。ファンにとっては、田中さんの演技だけでなく、新たな才能の開花を喜ぶべき出来事であり、不確かな情報に惑わされず、正確な事実に基づいて状況を判断することが重要です。
参考文献
- PorkerNews: 「$1,000 Super Turbo」部門出場者リストおよび写真、結果情報
- DMM POKER X公式アカウント: 田中圭氏の大会参加動画
- 週刊文春: 2024年4月下旬報道記事
- 女性セブンプラス: 永野芽郁氏の海外滞在に関する記事