自民文科部会、国数記述式問題の決議を大筋了承

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 自民党の文部科学部会は5日の会合で、来年度から始まる大学入学共通テストで導入予定の国語と数学の記述式問題に関する決議案を示し、大筋了承された。文科省に対し、受験生や家族の不安が高まっている状況を受け止め、一刻も早く制度を総点検し、適正に実施するための十分な態勢を整えるよう求める内容。6日に文科省に提出する。

 公明党が5日、記述式問題の導入延期を文科省に申し入れたのに対し、自民党の決議は延期を求めていない。高階恵美子文科部会長は記者団に「私たちは受験生の適切な環境を整えるために何が大事かという姿勢だ」と説明した。ただ、部会に出席した議員からは「記述式問題の導入を前提にした決議案は見直してほしい」との声も上がった。

 柴山昌彦元文科相は記者団に「受験生に不利益が起きないようにすることが最優先だ」とした上で「物理的に対応不可能ということであれば、前に進めないということはあり得る」と述べ、記述式問題の導入延期もあり得るとの考えを示した。

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