20日に投開票された参院選で、自民・公明の与党側が大幅に議席を減らす見込みとなったことをロシアメディアも速報した。
国営タス通信は、日本メディアが出口調査などに基づき「自公が参院で過半数を維持するのは困難になった」と報じたと伝えた。
タスは、選挙で与党側が敗北した場合、石破茂首相が辞職するとの観測も日本国内で出ていると指摘。また、自公が第3党を与党に組み入れることを余儀なくされた場合、将来的に自民党以外から首相が選出される可能性もあるとした。
一方、今回の参院選を巡り、日本国内では参政党とロシアの関係を巡る疑惑が取り沙汰された。ただ、露主要メディアは疑惑が浮上したこと自体を報じていない。(小野田雄一)