韓国の大手メディアは20日夜、開票が始まった参院選について、与党が過半数の議席を獲得するのが難しいとの見方を一斉に伝えた。朝鮮日報は「『自民党1強時代』が崩壊する可能性がある」と報じた。
東亜日報は、石破政権がトランプ米政権との関税交渉で成果が出せなかったことや物価高対策が「有権者に否定的な評価を受けた」と分析した。
一方、国民日報は開票に先立ち、「日本の若年層は反自民党で、親保守政党の傾向がある」と説明した。今回の選挙で負ければ「石破茂首相の退陣論は強まるだろう」とも伝えた。【ソウル日下部元美】