【ニューヨーク=上塚真由】米ハワイ・オアフ島の真珠湾にある海軍施設で4日午後2時半(日本時間5日午前9時半)ごろ、銃撃事件があり、2人が死亡し、1人が負傷した。米メディアが報じた。容疑者は潜水艦乗組員の男で、頭を撃って自殺した。軍当局が動機などを調べている。
当局によると、撃たれたのはいずれも男性で、海軍施設で働く文民職員という。現場は海軍の艦艇を整備する施設が立ち並ぶ一角で、事件を受けて付近は一時閉鎖され騒然となった。
現場はホノルルから十数キロ。現場近くでは、旧日本軍の真珠湾攻撃から78年を迎える今月7日に犠牲者を追悼する式典が予定され、当局が準備を進めていた。
在ホノルル日本総領事館によると、日本人が事件に巻き込まれたとの情報はない。