韓国ドラマの「今」がわかる!青龍シリーズアワード注目俳優たち

とどまることを知らない韓国ドラマブーム。特にコロナ禍以降に急速に成長した動画配信サービスは、その人気を世界的なものへと押し上げました。NetflixやDisney+などのオリジナル作品に特化した韓国唯一の授賞式「青龍シリーズアワード」は、まさに今の韓国ドラマ界で何が注目されているのかが一目瞭然となる祭典です。今年で第4回を迎えたこのアワードで受賞した作品や俳優たちは、まさに今最も注目すべきコンテンツでありスターばかりと言えるでしょう。今回は、2025年「青龍シリーズアワード」の受賞結果の一部とともに、現在の韓国ドラマ界を牽引する俳優たちの顔ぶれを紹介します。

男同士の熱い師弟関係がグッとくる!『トラウマコード』

韓国ドラマの「今」がわかる!青龍シリーズアワード注目俳優たち青龍シリーズアワードで主演賞を受賞したチュ・ジフン。『トラウマコード』での熱演が光る。

今年のドラマ部門最優秀作品賞に輝いたのは、Netflixで世界的なヒットを記録した医療ドラマ『トラウマコード』です。この作品は、チュ・ジフンが主演賞(男性)、そして弟子役のチュ・ヨンウが新人賞(男性)を受賞し、見事3冠を達成する快挙を成し遂げました。

主演のチュ・ジフンが演じるのは、紛争地域での勤務経験を持つ天才外科医ペク・ガンヒョク。ぶっきらぼうで傲慢、口は悪いながらも腕は超一流という個性的なキャラクターですが、その奥に秘められた情熱と人間味に多くの視聴者が引き込まれました。現在43歳のチュ・ジフンの持つ渋みと色気が、この役に完璧にフィットしていたと言えるでしょう。

そんなガンヒョクに振り回されながらも惹かれ、弟子としてともに命と向き合っていくのが、チュ・ヨンウ演じる若手医師ヤン・ジェウォンです。当初は重症外傷チームへの配属を嫌がっていたジェウォンが、ガンヒョクの超絶オペに魅了されていく過程は、観る者の胸を熱くさせます。時にコミカルに、時に涙を誘うほどエモーショナルに描かれるストーリー展開と、息ぴったりで濃厚な男同士の“師弟バディ”は本作の大きな見どころです。

実際に、チュ・ヨンウはチュ・ジフンを自身のロールモデルだと過去に語っており、劇中の師弟関係と現実の関係性が重なり合って見える点も、視聴者をさらに惹きつけるポイントとなっています。若手イケメン俳優として注目を集めていたチュ・ヨンウが、『トラウマコード』を通じて俳優として一気に次のステージへと飛躍したのは当然のこと。彼は今最も注目されている若手俳優の一人と言われており、本作をきっかけに次世代のスターが誕生しました。

青龍シリーズアワードは、動画配信サービスの台頭とともに進化する韓国ドラマ界の最前線を映し出す鏡であり、今回紹介した『トラウマコード』とその出演者たちは、まさにその最たる例です。今後の韓国ドラマ界、そして彼らの活躍から目が離せません。

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