Ami Miyazaki
[東京 28日 ロイター] – 石破茂首相は28日、経済財政諮問会議であいさつし、日米関税合意について「私とトランプ大統領との間でその実現に向け全力を尽くしていく」と述べた。
諮問会議では、今後の検討課題と来年度の予算編成に向けた議論を行った。石破首相は、日米関協議では「関税よりも投資」との考え方の下で日米双方が利益を得られる合意が実現できた、と改めて評価。
今回の合意を活用して国益を最大化するという観点から、諮問会議で精力的に議論していく方針を示した。
来年度予算編成に関連し「市場の信認が損なわれ長期金利の急上昇といった事態を招くことのないよう」経済財政運営に万全を期する、とも述べた。