「吊り橋のボルトが素手で回る」という“ぞっとする”通報…韓国・施設側は「問題なし」というけれども


7月24日、JTBCの報道番組「事件班長」では、匿名の通報者が「観光地の吊り橋を渡っている際、偶然見つけたボルトを手で回してみたところ、驚くほど簡単に緩んだ」と証言した。

通報者は「他のナットも触ってみたが、やはり素手で簡単に外れた。人の手が届く場所のボルトがこれほど緩いなら、他の場所も危険ではないかと不安になった」と語り、国民権益委員会に通報したという。

問題の吊り橋を管理している施設側は「これは構造上重要な接合部のボルトではなく、安全カバーとして取り付けた丸型のボルトキャップにすぎない」と反論。「構造部と橋を固定するものではなく、故障でも管理不備でもない」と説明した。

さらに施設側は「人為的に回すことはできても、風や振動など自然の影響で緩むことはない」と断言。加えて「毎年定期的に安全点検を実施しており、安全上の問題は一切ない」との立場を明らかにした。

ただ、利用者が簡単に外せる構造である以上、「万が一子どもがいたずらをしたらどうなるのか」「“問題ない”と断言するのは早計ではないか」などの不安の声がネット上で相次いでいる。

一方、通報者は「安全に直結する部分ではないとしても、観光施設である以上、細部まで徹底した安全管理が求められるべきだ」と指摘している。

施設側の説明に一部納得の声もあるものの、現場の管理体制や設計思想に対して根本的な見直しを求める声も強まっている。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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