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イギリスのスターマー首相は29日、イスラエルが戦闘を停止し、パレスチナ自治区ガザ地区の状況を改善しなければ9月にパレスチナを国家として承認する方針を表明しました。
イギリスのスターマー首相は、イスラエルがガザ地区での戦闘について停戦に合意し、悲惨な状況を改善しない限り、「今年9月に開催される国連総会に合わせパレスチナを国家として承認する」と発表しました。
ガザ地区の状況が日を追うごとに悪化していることやパレスチナが国家としてイスラエルと共存する「『2国家解決』の可能性が遠のいていることへの懸念」が決断の理由だとしています。
また28日におこなったアメリカ・トランプ大統領との会談でも、ガザ地区の状況について長時間議論したと明かしました。
パレスチナの国家承認については、フランスが24日に表明していて、G7=主要7か国の中ではイギリスが2か国目となります。